「京都水族館」（京都市下京区）で暮らす６０羽のケープペンギンの関係をまとめた『ペンギン相関図』。２０１８年の公開から年々ドロ沼化していた相関図が更新され、１２月１２日、特設サイトにて最新版が明らかになった。

「ペンギンにも個性があること、人間と同じように実は複雑な関係があることを知ってほしい」という飼育スタッフの思いから、夫婦やカップルなどの恋愛事情、親子、兄弟関係がまとめられた同館の『ペンギン相関図』。そのドロドロっぷりから「昼ドラみたい」「ずっと見てられる」と話題を集め、日々関係性も変化していることから、今回で６回目の更新となる。

２０２４年版の見どころは、２０２２年の冬に生まれた「さい」「れい」「みぶ」の存在。広報担当者は、「妻を奪われ独り身となり自宅警備に全力を注ぐ『りょう』の縄張りに入れてもらえる仲だったり、飼育スタッフに構われているところを『ぽん』に嫉妬されたりと、すでに他のペンギンたちとのさまざまな関係性が見られます」と話し、３羽の成長と今後の展開に期待が膨らむ。

そのほか、元気なおじい「かまんざ」とおねだり上手な白ギャル「さや」による１７歳差の夫婦にも注目。年下の妻にねだられ、頭が禿げがちな「ろっかく」の家を奪おうとしたが敗北した「かまんざ」。年の差なんて気にしない仲良し夫婦をこれからも見守りたい。

『京都ペンギン相関図 ２０２４』は特設サイトで公開中。また今回は、『情熱大陸』のナレーターとして活躍する窪田等さんが参加し、ドキュメンタリー風にペンギンたちの関係性を紹介した広告動画も登場（同館の公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルにて期間限定で公開中）。館内では、１２月１３日・朝１０時から１階「ペンギン」エリアで展示がスタートする。