歌と踊りをこよなく愛するヒロイン・スズ子が戦後を照らすスターへと成長する姿を描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。１１月２８日放送の第４２回では、スズ子の弟子入り志願者・小夜が新たに登場し、小夜役の富田望生の演技が話題となった。

戦争の影響で、警察から「三尺四方」の狭い空間だけで歌うことを求められるスズ子（趣里）。また、何もやる気が起きず酒浸りの日々を過ごす父・梅吉（柳葉敏郎）を元気づけることもできず、スズ子はもどかしい思いを抱く。

同じく警察に目をつけられながらも信念を貫く茨田りつ子（菊地凛子）の姿を目にし、心が揺らぐスズ子。そんなある日、スズ子の前に弟子入りを志願する小林小夜（富田望生）が現れるのだった。

今回の放送では、富田望生演じる弟子入り志願者・小夜が初登場。スズ子の弟子になるため上京したといい、「福来スズ子さんみてえな歌手になるのが夢なんだ」と熱く語る姿が描かれた。

強烈なキャラクターながら、先が見えず沈んだ雰囲気を一変させる小夜の存在に救われた人も多く、ＳＮＳでは「これは面白いキャラになりそうな。引っ掻き回し役？」「なんか暗い感じのところに小夜ちゃん！ さすが望生ちゃん」「流れを変える富田望生ちゃん、ええぞ！」など、今後の活躍に期待する声が寄せられていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。１１月２９日放送の第４３回では、スズ子が父・梅吉の世話を小夜に頼む。

文／つちだ四郎