東海道・山陽新幹線は、２０２３年１２月２８日〜２０２４年１月４日の期間、「のぞみ」を全席指定で運行。この年末年始が初の試みとなる。

３大ピーク期（ＧＷ、お盆、年末年始）において、指定席が早期に満席になることや、自由席の待機列によるホームの混雑、自由席への乗降に時間がかかり列車の遅れが発生することなどを受け、同期間中に東海道・山陽新幹線の「のぞみ」号が全席指定席（自由席設定なし）に。

東京〜博多間を運転する全ての「のぞみ」号が対象で、通常１〜３号車に設定されている自由席２５０席が全て指定席に変わる（１列車あたり約１.３倍の１１１８席）。なお、グリーン車の２００席は変更なし。

また、新幹線を含む特急列⾞の指定席特急料⾦は、シーズン別に料金が異なるため（２００円〜４００円増）、利用日をずらして旅行するのもおすすめ。２０２３年から２０２４年にかけての年末年始では、１２月２８日・３１日・１月２日・５日は通常期＋２００円に、１２月２９日・３０日・１月３日・４日は＋４００円となる（東海道・山陽新幹線の場合）。

なお、上記期間中も「のぞみ」号以外の列車（「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」）は、通常通り自由席を設定。同社はネット予約「ＥＸサービス」を推奨しており、「スマートＥＸ」「エクスプレス予約」なら１年前からきっぷの予約ができるので（一部商品に限る）、早めの予約がおすすめだ。