５９年ぶりの関西対決となったプロ野球・日本シリーズ（７試合制）。連日熱戦が繰り広げられるなか、「ホテルバリタワー大阪天王寺」（大阪市天王寺区）から、優勝が決定すると「ビールかけ体験」ができる特別宿泊プランが１１月１〜５日限定で登場する。

セ・パ両リーグの覇者でともに関西に本拠地を構える阪神タイガースとオリックス。両チームが日本シリーズで対決するのは史上初、関西勢が頂上決戦でぶつかるのは１９６４年の南海ＶＳ阪神以来。対戦成績は２戦目を終え１勝１敗ずつの五分という一進一退の攻防を続けている。

スポーツシーンのハイライトとして欠かせないのが「ビールかけ」。優勝した際に選手や監督がビールを掛け合い喜びを分かち合う風習で、日本での「ビールかけ」は１９５９年のホテルで開いたプロ野球の祝勝会が起源と言われている。

特別宿泊プランは、日本シリーズ期間中のみ実施（１１月３日は試合がないため対象外）。プロジェクターと音響設備を備えたホテル内の特設会場で野球観戦ができるほか、優勝が決まった当日に限り、屋上テラスにて「ビールかけ」が体感できる。

「ホテルバリタワー大阪天王寺」では、「今まで経験したことのない観戦体験を味わって欲しい」との想いから同プランを企画したという。すでにホテルの公式サイトにて予約を受付中で、１１月２日と４日は部屋が埋まり始めている模様。１０月３１日の第３戦の結果によっては、予約の勢いが加速しそうだ。

価格はひとり１万８０００円～（２名利用時）。観戦中などのドリンク類は宿泊プランに組み込まれているため、飲み放題で利用できるとのこと。