歌い踊ることを心から愛するヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第２０回（１０月２７日放送）では、スズ子と弟の六郎が両親の実家がある香川を訪れる。

ヒロイン・スズ子（趣里）と弟・六郎（黒崎煌代）のふたりは、法事に参加するために両親の故郷である香川を訪れる。香川にはスズ子が小学生の時に訪れて以来の訪問で、スズ子たちの到着を母・ツヤ（水川あさみ）の親戚たちが出迎える。

スズ子たちは祖母の大西トシ（三林京子）たちと久しぶりの再会を果たすが、一方の六郎は自分とスズ子が本当の兄弟かどうかを香川で確かめようとしていた。翌日、スズ子たちは法事に出るために、地域の顔役である治郎丸和一（石倉三郎）の家を訪れて･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。