叡山電車のリニューアル進む、比叡山を表現したカラーリング

2023.10.18 07:15

叡山電鉄711号車のリニューアルイメージ

(写真3枚)

2018年より車両のリニューアルを進めている「叡山電鉄」(本社:京都市左京区)。その5両目となる711号車の運行が、11月1日よりスタートする。

リニューアルされているのは、ワンマン運転用として設計され、主に1両編成で運用されている700系車両。同社で初めて冷房装置を搭載した車両で、1987年の運用開始時から30年以上が経過したため、順次改装をおこなっている。

今回の711号は、比叡山の神秘的な森を表現した「深みのある緑色」を基調としたカラーリングに。これまでには寺社仏閣をイメージした朱色の722号(2019年)、水が豊かな山紫水明の地から着想を得た青色の723号(2020年)などがある。

座席シートの柄は重なる木々を抽象化した散らし模様で、2022年にリニューアルした712号車と揃い感を強調。座席の仕切りには、金銀の刺繍糸で伝統紋様を表現した「絹ガラス」が採用されている。

運行開始を記念し、10月28日の『第16回えいでんまつり』会場で乗車券を先行発売するほか、同月31日にはプレイベントとして車両展示撮影会と貸切運行を実施する。

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本