大阪育ちの歌うことが大好きなヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第１２回（１０月１７日放送）では、士気が下がってしまった団員たちをまとめようとスズ子が奔走する。

「梅丸少女歌劇団（ＵＳＫ）」の次回公演を大トップ・大和（蒼井優）が演出することになり、公演に向けた厳しい稽古が始まる。ヒロイン・スズ子（趣里）は、なんとか良い役を掴もうと必死に稽古に取り組んでいた。

そんな折、スズ子と同じく芽が出ずに悩んでいる同期の桜庭（片山友希）は、後輩の秋山（伊原六花）と比べられたことで落ち込み、ついには稽古を休んでしまう。さらには、秋山の厳しい指導を受けた新人たち全員が辞めたいと言い出してしまい･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。