大阪の下町で育ったヒロインが、やがて戦後を明るく照らすスター歌手となるまでを描く連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。第１０回（１０月１３日放送）では、鈴子たち同期が３人揃って単独公演でのデビューが決まる。

高熱で倒れるも１週間で復帰したヒロイン・鈴子（澤井梨丘、のちの趣里）は、同期３人で切磋琢磨しながら稽古を続ける。「梅丸少女歌劇団（ＵＳＫ）」単独公演まで１カ月となった頃、鈴子たちは３人とも「水のしずく」の役でデビューすることになる。

デビューにあたって芸名を考えることになった鈴子は、母・ツヤ（水川あさみ）に相談して「福来スズ子」と決める。そうしてついに、梅丸少女歌劇団によるレビューショー『四季の宴』がいよいよ開演し･･･。

本作は、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手・笠置シヅ子さんをモデルに、歌の才能を開花させて上京したヒロインが、昭和を代表するスター歌手として激動の時代を生き抜いていく物語。