アメリカの大手旅行誌が実施するランキング『２０２３日本のトップホテル１０』に、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」（京都市右京区）が６年連続で１位に輝いた。このほか京都の３つのホテルがランクインした。

１９８７年にアメリカの大手出版社・コンデナスト社から創刊された旅行雑誌『コンデナスト・トラベラー』が、『リーダーズ・チョイス・アワード』と題して発表した本ランキング。富裕層を読者ターゲットとする同誌が年に１度実施する人気投票は、業界内で権威のあるランキングとして知られている。

今回１位となった「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は、京都屈指の観光名所・嵐山に位置する築約１００年の歴史的建造物をリノベーションしたホテル。

和とモダンを融合した３９室の客席とレストラン、カフェ、嵐山温泉をたたえたプライベートスパもあり、「保津川の絶景を眺めながら非日常を楽しめる」と国内外の観光客から人気を集める宿だ。

同ホテルを経営する「森トラスト」の伊達美和子社長は、「京都・嵐山の風情ある美しい情景や、京文化の美とモダンデザインの融合によって創出される非日常的な癒やしの空間が好評いただいています」とコメント。

「国内外旅行者のみなさまへ、地域一体となって日本の魅力を発信していくことで、観光産業の発展に寄与したい」と話している。

このほか、６位には「Ｐａｒｋ Ｈｙａｔｔ Ｋｙｏｔｏ」（京都市東山区）、８位に「ＨＯＴＥＬ ＴＨＥ ＭＩＴＳＵＩ ＫＹＯＴＯ」（京都市中京区）、１０位に「星のや京都」（京都市西京区）がランクイン。京都勢が上位を席巻した。