急な気温の変化でバランスを崩したり、乾燥が気になり始める１０月。そんなときに味わいたいアフタヌーンティーが、京都・河原町の複合施設「ＧＯＯＤ ＮＡＴＵＲＥ ＳＴＡＴＩＯＮ」（京都市左京区）内にあるカフェ・レストラン＆バー「Ｈｙｓｓｏｐ（ヒソップ）」で１０月２日にスタートした。

「自分を労わりながら、深呼吸するような時間を過ごしていただきたい」と、これまでもベトナム名物の「花鍋」や、植物由来の食材のみを使用したプラントベースのワンプレートランチといった身体にやさしいメニューを販売してきた同店。今回、「食養生」をテーマにしたアフタヌーンティーが誕生した。

夏に消耗した気と潤いを補うこと、冬に向けて栄養を蓄えることが大切とされている秋の養生。スイーツは、体のなかから潤して乾燥を防ぐ「白きくらげ」や「クコの実」、秋に活発になる肺を元気にする「柿」や「なつめ」、桃の木から分泌された樹液で美容に良い薬膳食材「タオジャオ」などを使用した５品がスタンバイ。

あんぽ柿×クリームチーズのミルフィーユ、栗×カカオのモンブラン、無花果×ココナッツのアイスクリームなどのスイーツは、やさしい甘さで罪悪感はゼロ。お口直しの豆乳スープ、そして釜炒りの緑茶をベースに、なつめやクコの実、菊などをオリジナルでブレンドした見た目も華やかな養生茶とともに味わえ、満足感もたっぷりだ。

「メニュー開発担当が半年以上構想を練り、我慢するのではなく、おいしく体のなかから整えることができるＨｙｓｓｏｐ流アフタヌーンティーができました。少しでもホッとできるティータイムを過ごしてもらいたい」と広報担当者。料金は３５００円（要予約）で、期間は１２月２日まで（提供時間は昼２時半〜４時半）。