山田涼介、雨中イベントに観客気遣う「風邪ひかないようにね」

2023.9.22 23:20

小雨のなか、レッドカーペットに登場した山田涼介（9月22日・大阪市内）

(写真2枚)

安藤サクラ、山田涼介（Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ）、原田眞人監督の３人が、芝生広場「てんしば」（大阪市天王寺）でおこなわれた映画『ＢＡＤＬＡＮＤＳバッド・ランズ』の公開直前イベントに登場。小雨のなか集まった１０００人の観客に囲まれて、レッドカーペットを歩いた。

この映画は、特殊詐欺を生業にするネリ（安藤）とジョー（山田）の姉弟が、思いがけず３億円という大金を手にしたことから巨悪に追われるクライムサスペンス。山田にとって、２０２１年の映画『燃えよ剣』以来、２度目の原田作品の参加となった。

あいにくの天候となったこの日。ステージから客席を見渡し、「ホントにちっちゃい子まで来てくれていて。風邪ひかないようにしてくださいね」と語りかけた山田。そのやさしい言葉に、客席からは悲鳴に近い歓声があがった。

映画『BAD LANDS　バッド・ランズ』のイベントに登壇した山田涼介（9月22日・大阪市内）

映画の舞台は大阪で、もちろんセリフは関西弁。安藤が「もう〜、超大変だった」と語ったように、東京出身の山田も苦労したようだが、原田監督は「リズムがよかった。２人の音感の良さもあって。方言指導のあいつは結構厳しかったけどね（苦笑）」と賞賛。山田も「監督がＯＫって言ってるのに、『監督、あれダメですわ』って（笑）。なかなか厳しく指導していただきました」と裏話を明かして、会場を沸かした。

また、安藤と山田の共演について、「素晴らしかった。２人を見てると、『あ、俺この現場にいなくていいな』って。映画が成立してる」と絶賛した原田監督。山田も「原田監督は、現場で生まれるお芝居や空気感を大事にしてくださるので、『涼介、そのへんでなんかやっといて』みたいな。アドリブじゃないですけど、そういうのを求められる日が多かった気がします」と、２度目のタッグながら息ぴったりの様子だった。この映画は９月２９日から公開される。