着物や和文化の楽しさに気軽に触れることができるイベント『キモノ ＥＸＰＯ ２０２３』が、１０月１８日より大阪・心斎橋で開催される。

古くは日常的に着られていたが、洋装が主流になった現代では着る機会が減ってきたとされる日本の民族衣装・着物。一方で、七五三や成人式、結婚式など人生の節目では今でも着物が着用され、日本人にとっては大切な伝統文化のひとつだ。

今回で８回目を迎える同イベントでは、そんな着物や伝統文化に興味がある人にうれしい多彩な企画が催される。毎年好評だという「和のワークショップ」や「産地工房体験」では、ヘアセットや着物パーソナルカラーを学べる講座のほか、丸ぐけの羽織紐づくりや京七宝の帯留づくり、伊達〆作りなどの伝統工芸を体験することができる。

そして、個性豊かな人気ブランドの新作着物や小物が揃う「いろどりマーケット」から、各地の作家・クリエイターが集結する「ＥＸＰＯクリエイターズ」、着物にまつわる相談ができる「きものクリニック」まで、すでに着物好きな人はもちろん、カジュアルに着物を楽しみたい人の入門編としても楽しめそうだ。

入場は無料（各ワークショップなどは体験代あり）。期間は１０月１８～２２日で、開催時間は昼１１時～夕方６時（最終日は夕方４時まで）。会場は大阪メトロ「心斎橋駅」より徒歩約２分の「御堂筋ホール心斎橋」９階の展示ホールにて。