ＪＲ京都駅〜園部駅を繋ぐ「嵯峨野線」では、臨時列車の運転や両数の変更を随時実施中。シルバーウィークを控える９月にも、一部列車で増便などがおこなわれる。

京都駅から京都市内を縦貫し、観光地として人気の嵯峨野・嵐山方面へのアクセスルートのひとつである同線。沿線には観光名所が点在し、国内外の多くの客から親しまれている。

新型コロナウイルスの影響も落ち着いた昨今、旅行客が戻り昼間の時間帯を中心に利用者が増えていることから、臨時列車の運行や一部の４・６両編成の列車を６・８両編成に変更する。

シルバーウィークにあたる１６～１８日の３連休は、臨時列車が１０本、増結する列車は５７本。それ以外の平日は臨時列車なしだが、増結列車２６本、土休日は臨時列車６本、増結列車３４本に拡大する。

また現在、車内の混雑緩和およびスムーズな乗降のため、補助シートを利用できる時間帯を縮小したり、座席が３列で通路部分が広い車両を一部列車で運転するなどの対応も実施中。さらに１０月以降も、状況にあわせて増便などが予定されている。