歌舞伎と文楽の歴史と世界感を体感できる展示企画が、宿泊施設「クロスホテル大阪」（大阪市中央区）で、８月３１日まで開催されている。

大阪ミナミの繁華街・道頓堀は、実は４００年の歴史をもつ「劇場都市」。江戸時代には、歌舞伎、文楽、からくりの芝居小屋が建ち並び、多くの人々で賑わっていた。同企画展では、劇場都市・道頓堀の歴史を伝える「道頓堀ミュージアム 並木座」（大阪市中央区）と協力し、江戸時代の絵地図や懐かしの写真を展示する。

また、江戸初期に京都でおこわれた「かぶき踊り」が起源とされている歌舞伎と大阪生まれの文楽（人形浄瑠璃）が、お互いに影響を与え合った様子も紹介。エンタテイメントの町・道頓堀の歴史を紐解きつつ、現存するスポットについても案内している。「クロスホテル大阪」１階「ＭＥＥＴ ＬＯＵＮＧＥ」にて。