京都・東山に西日本初のホテル、「駅近×くつろぎ」の2刀流

2023.8.9 21:30

畳が敷かれた「デラックスジャパニーズルーム」は靴を脱いで上がる和式でリラックスできる

(写真9枚)

8月8日、京都の東山に「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」(京都市東山区)がオープン。開業にともないグランドオープニングセレモニーがおこなわれ、ホテルの全貌が明らかとなった。

■ 西日本初で「手が届きやすい価格」

「ダブルツリーbyヒルトン」は、世界で7300軒以上の宿泊施設を運営するヒルトングループのホテルブランド。「アップスケールホテル」と呼ばれる種類にあたり、高級感を残しつつも手の届きやすい価格が特徴で、レジャー客を中心に利用されている。

「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」のエントランス

そんな同ブランドが西日本で初めて展開したのが、京阪電鉄「清水五条駅」から徒歩1分の場所に位置する「ダブルツリーbyヒルトン京都東山」だ。

■ 「畳」も完備のジャパニーズスタイル

木目調のデザインや障子を使用し、和モダンな雰囲気が漂っている全158室のゲストルームのなかでも、同ホテルならではの個性的な部屋に注目したい。

「デラックスジャパニーズルーム」は、畳が敷かれた床に低めのベッドが配されており、玄関で靴を脱いであがる日本スタイルの部屋。観光に疲れて戻る先がこれならば、きっと落ち着くであろうことが想像できる。

「キングデラックススイートルーム」には京都生まれの作品がデコレーションされている

そして高層階の「キングデラックススイートルーム」には、西陣織ブランド「細尾」のファブリックアートや、陶芸家・中村譲司氏の茶器などが飾られており、京都の芸術を間近に感じながらゆとりある空間でリラックスできる。さらには、バスルームにプライベートサウナが併設されているので、時間を気にせず自室で「ととのう」ことができるのだ。

■ 祇園、清水寺、鴨川も徒歩圏内の「最強立地」

総支配人のアン・カンは「鴨川からもほんの数分の距離にあり、京都で最も人気を誇る祇園や清水寺も徒歩圏内にあります。当ホテルの美しい和のデザインと建築は、国内外、両方のお客さまを魅了し、国際的なチームメンバーがお届けする心地よさや温かさを感じていただけることでしょう」と語る。

「キングデラックススイートルーム」に併設されたプライベートサウナ

24時間営業の大浴場やフィットネスセンターも、宿泊客は無料で利用できる。そして、すべての客室でバス・トイレ・洗面台が独立しているので、長期滞在でも快適さには期待できそうだ。観光に便利な立地だけでなく、ホテル内でもくつろぎの時間を過ごせる2刀流のホテルだろう。価格などは日により異なるため、公式サイトにて。

取材・文・写真/其田雪花

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