関西の私鉄「阪急電鉄」（本社：大阪市北区）と、ＳＮＳ発の人気キャラクター「ちいかわ」がコラボ。８月４日より、装飾列車の運行や限定デザインの乗車券の販売が順次スタートする。

同コラボでは、神戸線に「ハチワレ号」、宝塚線に「ちいかわ号」、京都線に「うさぎ号」が１編成ずつ登場し、それぞれ先頭と最後尾の車両を装飾。車体には、ちいかわたちが阪急沿線のさまざまなスポットへおでかけする様子が描かれており、ヘッドマークやドア横ステッカーにはマルーンカラーの制服を着たキャラクターたちが出現する。

車内もちいかわ尽くしで、ドアの窓から覗いているちいかわや、旅行を楽しむ様子のオリジナルデザインのポスターやステッカーのほか、ぬいぐるみが乗務員室に添乗していたり、コラボ限定の「マルーンの鎧さん」が登場したりと、ファンには堪らない空間となっている。

２０２０年の誕生以来「ちょっとかわいそうな設定がハマる」と大人ファンを増やし続けている『ちいかわ』。新グッズ発売の度に話題となっており、今回もＳＮＳには「これは興奮」「ハァ？かわいすぎるんだが」「ありがとう、阪急」「これは乗りに行くしかない」「阪急さんはコラボが上手い」とファンは大盛り上がり。１８日に「阪急電鉄」公式が投稿した発表ツイートには、４８００件超えのコメントが付く反響ぶりで、直後に「阪急電車」がトレンドに浮上した。

期間は２０２３年８月４日～２０２４年３月２８日で、運行ダイヤは不定期。さらに今回、阪急全線が１日乗り放題となる乗車券がコラボデザインで登場。期間は２０２３年８月１７日～１１月１３日、価格は大人１３００円ほか。大阪梅田、神戸三宮、京都河原町ほか全１６駅の「駅ごあんないカウンター」などで取り扱われる。