土佐の酒屋「峰屋」で育った主人公がいつしか植物の魅力に惹かれ、植物学者の道を志す連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。７月３日放送の第６６回では、万太郎と寿恵子の新婚生活がはじまり、植物学教室にもさまざまな変化が訪れるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

東京に戻り、十徳長屋で新婚生活を始める万太郎（神木隆之介）と寿恵子（浜辺美波）。９月になり大学も新学期を迎え、万太郎は新４年生になった波多野（前原滉）や藤丸（前原瑞樹）と再会する。

田邊教授（要潤）が大規模な採集旅行をおこなったり、全国から植物標本を募ったりと精力的に動いていたことを知る万太郎。高知で採集した珍しい植物の標本を助教授の徳永（田中哲司）と講師の大窪（今野浩喜）に見せようとすると、田邉が「今は見せるな」と制止するのだった。

今回の放送では、今後万太郎が採集した植物は真っ先に見せるようにと田邉教授が指示。さらに「今夜、これをもってうちに来なさい。君の結婚の祝いもしないとな」と言い放つシーンも放送された。

教室に走った緊張感や万太郎の表情、不穏なＢＧＭも相まって、ＳＮＳでは「さっそく田邉教授が怖いよ」「田邉教授は自分の見つけた植物が新種と認定されることに躍起になっているのね」「標本田邉教授のところで彼にだけ見せろってなんか不穏なんですが（ＢＧＭも）」など騒然とし、ツイッターでは「田邉教授」がトレンド入り。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。７月４日放送の第６７回では、万太郎と寿恵子が田邉教授の自宅へと招かれる。

文／つちだ四郎