「高知フェア」でご当地パンに舌鼓、道の駅商品や書籍の販売も

2023.6.22 15:30

昭和26年創業「菱田ベーカリー」の「羊羹ぱん」(各297円)

(写真4枚)

「阪神梅田本店」(大阪市北区)で開催中の催事『高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド』。ご当地グルメや書籍の販売、連続テレビ小説『らんまん』(NHK)の主人公モデルである植物分類学者・牧野富太郎氏のミニギャラリーなど、「高知」の魅力が詰まったイベントとなっている。

■ ご当地パン「羊羹ぱん」、中身はちょっと意外

催事担当者がおすすめしてくれたのが、冷蔵販売のひんやりした「羊羹ぱん」(各297円)。「パン?それとも和菓子?」と疑問だらけの存在だが、甘党嗜好という高知県西部を中心に長年親しまれているそう。 

今回は昭和26年創業「菱田ベーカリー」の商品のなかから、定番の小豆味でなく、今が旬の「やまもも」(ピンク色!)をチョイス。商品名から固形で入っているのかと思いきや、なかにはねっとり濃厚なやわらかい羊羹がたっぷり。少し「やまもも」の甘酸っぱさもある・・・けど、ガツンと甘い! 苦みのある抹茶などとよく合いそう。

表面にも濃厚なあんがたっぷり

■ 県外初出店、塩がポイントの「かつおのたたき」

「土佐久礼かつおの藁焼き塩たたき丼」(960円)は塩にこだわりが!

またイートイン・コーナーでは、高知県民がわざわざ食べに行く名所として知られ、県外の催事は初出店の「久礼大正町市場」が出店中。「土佐久礼かつおの藁焼き塩たたき丼」(950円)は、「田中鮮魚店」がたたきの為に開発した粒の大きさが異なる3種の天日塩がポイントで、食べ進める度にかつおの旨みとマッチするよう工夫した一品。開店直後から多くの客が注文していた。

「京阪神エルマガジン社」の販売ブース

そのほか、牧野富太郎氏の植物図などが揃うミニギャラリーをはじめ、高知の今に追ったガイド本『高知』(出版:京阪神エルマガジン社)や今後開業予定の「まきのさんの道の駅・佐川」から米粉の洋菓子「ごちそうバウムSOFT」(1620円)、牧野氏生家の流れをくむ「司牡丹酒造」の銘酒の販売なども。

『高知フードトリップ&牧野博士のボタニカルワールド』の会場は「阪神梅田本店」の1階「食祭テラス」にて、期間は6月26日まで。時間は朝10時~夜8時。

取材・文・写真/塩屋薫

阪神梅田本店

期間:6月21日(水)~26日(月)
時間:10:00~20:00
場所:大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店 !F食祭テラス

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