土佐の「峰屋」の跡取り息子として生まれた主人公・万太郎が、植物学を追求しようと上京する連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。６月１６日の第５５回放送直後、同局の情報番組『あさイチ』に、万太郎の相棒・井上竹雄役を演じる志尊淳が出演した。

造り酒屋「峰屋」の番頭の息子として生まれ、病弱だった万太郎（神木隆之介）のお目付け役となって以来、万太郎を支え続けてきた竹雄。上京してからは、西洋料理屋のボーイとして働きながら万太郎のサポートを続けている。放送では、そんな密接な関係の２人ならではのシーンとして、万太郎が竹雄の似顔絵を描くシーンが紹介された。

竹雄が「嫌がらせじゃないですろうか！」と怒るほどのクオリティで話題となった似顔絵だが、実は神木が実際に描いたものだとか。番組内のＶＴＲに出演した神木は、「一発描きですね。素直に見たまんまを描いてみようと思って描いた絵です」と似顔絵へのこだわりを語り、スタジオでは志尊が描いた神木の似顔絵も登場した。

また番組の序盤では、万太郎が長屋の差配・りん（安藤玉恵）と竹雄が働く西洋料理店を訪れたシーンも登場。竹雄のボーイ姿にりんが「竹ちゃん、身体の半分が足だね」と見惚れ、すかさず万太郎が「半分以上じゃ」と返すシーンが紹介されたが、このセリフは神木によるアドリブだったことが明かされた。

ＶＴＲで神木が「やっぱり言いたくなっちゃうんですよね。半分以上･･･９割５分くらい足ですよね。一回スタジオで立たせて、スタイル見てください」とほめちぎり、志尊が焦るという一幕も。

過去に共演して以来、プライベートでも仲がいいという志尊と神木の仲睦まじいやり取りに、ＳＮＳでは「仲良しが漏れ出てるのよ（笑）」「神木隆之介さんと志尊淳さんの関係性が尊かった･･･」「本当にこの２人を演じるのが神木くんと志尊くんでよかった」など多くの声が寄せられていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

文／つちだ四郎