朝ドラ・万太郎が画工と交流、なぜか「竹雄の絵」トレンド入り

2023.5.24 19:45

教室に出入りする画工・野宮朔太郎(左、⻲田佳明)に話しかける万太郎(神木隆之介)(C)NHK

(写真2枚)

土佐の造り酒屋の跡取り息子として生まれ、植物を愛して育った主人公・万太郎が東京で植物学を追求する連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。5月24日放送の第38回では、落ち込んでいた万太郎が気持ちを新たにし、まずは植物採集をはじめるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

大学の面々から受け入れられず、ともに上京してきた竹雄(志尊淳)に苦しい気持ちを明かす万太郎(神木隆之介)。竹雄の励ましによって気持ちを新たにした万太郎は、長屋の住人・倉木(大東駿介)に案内を頼み東京の植物採集へと出かける。

楽しそうに植物採集をおこなう姿を見て、学生の波多野(前原滉)と藤丸(前原瑞樹)は万太郎に興味を持つ。画工の野宮(亀田佳明)も絵をきっかけに万太郎と少し打ち解けるが、「逆らってはいけませんよ」という意味深な忠告を口にするのだった。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1661149259276730370

今回の放送では、野宮が以前福井で図画教師をしていた過去が明らかとなり、自身が描いた絵を万太郎に見せるシーンが描かれた。

人物画が苦手な万太郎による竹雄の似顔絵を見て、思わず吹き出してしまった野宮が「最低だ」と自分を戒めるシーンでは「トーンを崩さない人だと思っていた人が不意に笑った時の反動ったらない」「野宮さん、誠実な良い人だな」「竹雄の似顔絵があんな風に使われるなんて」など、意外な一面を微笑ましく思う人が続出し、ツイッターでは「野宮さん」「竹雄の絵」など関連ワードがトレンド入りしていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。5月25日放送の第39回では、万太郎は、学生たちから教授・田邊(要潤)の知られざる一面を聞く。

文/つちだ四郎

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