２０２４年に放送される大河ドラマ『光る君へ』。主演の吉高由里子や柄本佑などに続き、５月２３日に歌舞伎役者・坂東巳之助の出演が発表された。

平安時代の京都を舞台に、『源氏物語』の生みの親・紫式部（吉高由里子）の人生を描く同作。今回、坂東が演じる円融天皇は幼くして天皇として即位し、のちに一条天皇となる懐仁をもうけ、譲位をめぐって苦悩するという役どころだ。

今回が初の大河ドラマ出演だという坂東巳之助は、「歌舞伎界の諸先輩方・仲間たちも数多く出演されている大河ドラマに初めて出演させていただけることになり、とてもうれしく思っております」とコメント。

また出演にあたり、「日頃立たせていただいている歌舞伎の舞台をはじめとし、物語のなかの天皇というのは時代の象徴として描かれることが多いように思います。しかし、歴代天皇お一人お一人に、当然のことながら一人の人間としての人生・ドラマがあったわけですし、今回脚本を読ませていただいてそういった部分に重点を置いて描かれている印象を受けました。人間としての円融天皇の姿を描き出せるよう精一杯勤めたいと思います」と熱く語った。

そのほか、藤原定子役に高畑充希、藤原彰子役に見上愛、藤原伊周役に三浦翔平、藤原隆家役に永山絢斗が決定した。ドラマ『光る君へ』は、２０２４年１月より放送予定。