世界最高峰のエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の代表的なショー『ダイハツ アレグリア―新たなる光―』の大阪公演が７月１４日より開催。その記者発表が５月１５日にひらかれ、スペシャルサポーターをつとめるＧＥＮＥＲＡＴＩＯＮＳ ｆｒｏｍ ＥＸＩＬＥ ＴＲＩＢＥの片寄涼太、数原龍友、中務裕太が出席した。

１９９４年の初演以来、生身の肉体を駆使したアクロバットで観る者を魅了してきた『アレグリア』。自身もアクロバットをやっているという中務は「『パワートラック』という演目がすごく好きなんですが、超人的で衝撃的。やっているからこそ分かります。すごすぎて、『僕も（アクロバットを）やっている』と言うのが恥ずかしいくらい。真似はできないですし、挑戦する気にもなれないです」とそのパフォーマンスがいかに驚異的かを口にした。

同作の物語は、王を亡くして輝きを失った王国を舞台に、保守的で古い秩序からの変化、そして希望を求める人々の姿を描いたもの。片寄は「ストーリーを追いかけながら、自分自身も話のなかに入っていって楽しめる」、数原は「始まってから終わるまで隙がない。笑えるようなユーモラスな内容で、演目もディテールにこだわっているから目が離せない」とふたりとも作品の世界観に没頭したと話す。

また好きなキャラクターについて質問された中務は、「フルールが物語のキーパーソン。そんなことできるんや、ということをやっています。でもそれはステージで観るまで楽しみにしていてください。あまり言うと『やばグリア※』なんで」とネタバレに注意しながら、冗談をまじえて回答した（※記者発表の冒頭で、ゆりやんレトリィバァが作品名『アレグリア』と掛け合わせ「ユリグリア」といった造語を披露した）。

『ダイハツ アレグリア―新たなる光―』は「森ノ宮ビッグトップ」（大阪市城東区）にて、７月１４日〜１０月１０日に開催。

取材・文／田辺ユウキ