芸人の即興力を競うバラエティ番組『千原ジュニアの座王』（カンテレ）の収録がおこなわれ、お笑いコンビ・モンスターエンジンの西森が念願の１００勝を達成。座王史上４人目となる快挙を成し遂げた。

ＭＣの千原ジュニアが考案した同番組は、漫才やコントといった作り込んだネタではなく、大喜利やギャグ、モノマネ、歌ネタで芸人の「即興力」を競う笑いの総合格闘技。椅子取りゲーム方式でおこなわれ、椅子に座れなかった芸人が、お題を吟味しながら、座っている芸人から「このお題なら勝てる」と思う相手を指名していく。

番組初登場から約５年半の間に９７勝を積み上げてきた西森だったが、先に１００勝達成したＲ藤本に「簡単には（１００勝達成者に与えられるゴールドビブスを）渡したくないからな」と名指しされるなど、次々に戦いを挑まれる事態に。しかし、審査委員長のほんこんをして「腹立つなぁ」と唸らせる芸を連発し、笑い飯の西田、Ｒ藤本、ロングコートダディの堂前に続く、史上４人目の大台に到達した。

収録後、興奮冷めやらぬ西森は「絶対に１００勝いこうと思って臨みました。座王（になった回数）は少ない（のに１００勝を達成した）ので、勝率は高いんです。（セルライトスパ）大須賀に聞いたら５０勝で１４回くらい座王になってるっていうから、えげつない燃費の悪さやな（笑）」と笑顔でコメント。

そして、「肌触りのいいビブスになるのがうれしいです。今のビブスは（肌触りが）あまりよくないので（笑）。あとは、（レギュラー放送エリアではない）東京の芸人が初めて（座王に）出るときに、ビブスの色が違うことをイチから説明するのが面倒くさいですね（笑）」と言いつつ、「５０勝で１４回くらい座王になれるようにしていきます！」と力強く語った。この模様は５月１２日・深夜１時５５分から放送される（関西ローカル）。