子どもが楽しみながら職業体験できるテーマパーク「キッザニア甲子園」（兵庫県西宮市）に、新パビリオン「チョコレート工房」が誕生。７月２５日にオープンする。

菓子メーカー「江崎グリコ」（本社：大阪市西淀川区）が手がける同パビリオンでは、子どもたちが「ショコラティエ」に変身。まずはカカオ豆からチョコレートができるまでの流れを、香りを嗅いだり、触れたりしながら学ぶという。

その後は実際にチョコレートでパーツを作り、それらをテーマに沿って組み立て「ピエス・モンテ」と呼ばれる工芸菓子を完成させる。それぞれの発想力をフル稼働した子どもたちがどのような作品を仕上げるか、見学する親まで楽しめそうだ。

キッザニア広報部の水野さんは、「『ピエス・モンテ』自体、聞き馴染みのないお子さんも多いと思います。この体験を通じて、チョコレートの奥深さを知ってもらえるとうれしいです」と期待を込める。所要時間は約４０分。

「キッザニア」入場料金は平日第１部（朝９〜昼３時）で、３歳以上３８００円、小中学生４３００円、１６歳以上２３００円、６０歳以上１２００円ほか。