幼い頃は病弱だった主人公が植物の奥深さに触れ、たくましく天真爛漫に生きる様を描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。５月１１日放送の第２９回では、「十徳長屋」に住むことを決めた万太郎と竹雄のやりとりが話題となった（以下、ネタバレあり）。

倉木（大東駿介）に植物標本を燃やされかけたことがきっかけで、「十徳長屋」へと入居することになった万太郎（神木隆之介）と竹雄（志尊淳）。差配人のりん（安藤玉恵）や福治（池田鉄洋）など住人たちにも手伝ってもらい、２人は無事引っ越しを済ませる。

標本を返してもらうかわりにお金を支払うことを倉木に約束していた万太郎は、改めて倉木とその妻・えい（成海璃子）の家を訪ね、お金を渡す。万太郎は竹雄に「これを最後に無駄遣いはしない」と誓い、東京での生活がスタートするのだった。

今回の放送では、生まれながらに裕福な酒屋「峰屋」で暮らしてきた万太郎の金銭感覚に危機感を覚え、万太郎に「峰屋は若の財布じゃない」と復唱させる竹雄が話題に。

その様子が視聴者の笑いを誘い、「竹雄、若を教育してるｗｗｗ」「大事なことだから三度も四度もｗ」「この先もおそらく繰り返される言葉」「竹雄が一緒に来てくれて本当によかったね･･･」などの意見があふれ、ツイッターでは「若の財布」がトレンド入りした。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。５月１２日放送の第３０回では、万太郎は近所の和菓子屋「白梅堂」を訪ね、以前に一目惚れした女性を探す。

文／つちだ四郎