近鉄電車の車両内にその土地の名産品が並ぶマルシェが、５月２０日に「近鉄 大和八木駅」（奈良県橿原市）にて開催される。

２０１２年より、主に「大阪阿部野橋駅」や「大阪上本町駅」といった大阪の主要駅で開催されてきた電車内マルシェ。今回は、奈良市内から車で１時間ほどの立地で、女人高野「室生寺」などの歴史的遺産が点在する宇陀市（うだし）にスポットが当たった。

大和八木駅４番線ホームに停車中の電車内に、宇陀市産の有機野菜、それを使ったキッシュやカヌレ、むろうはちみつといった名産品のほか、宇陀市の難読地名Ｔシャツといったグッズがずらりと並ぶ今回のマルシェ。

近鉄広報部の草野さんは、「宇陀方面にあまりお越しにならない方や、普段電車をご利用されない方にもお楽しみいただきたいです。本イベントを通じて、名所・旧跡も多く、自然豊かな宇陀市に魅力を感じていただき、近鉄電車でお出かけいただければ」と期待を込める。

日時は５月２０日、昼１２〜３時まで。入場は無料だが、きっぷ・ＩＣカードなどの乗車券類または入場証（改札で配布）が必要となる。