朝ドラ・宮野真守、命をかけた演技に視聴者「涙止まらん…」

2023.5.2 20:15

早川逸馬役の宮野真守(2022年、大阪市内にて撮影)

(写真2枚)

高知の造り酒屋「峰屋」で生まれ、草花に魅力された主人公が天真爛漫に生きていく連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。5月2日に放送された第22回では、声優で俳優の宮野真守による白熱の演技が話題を集めた(以下、ネタバレあり)。

自由民権運動をおこなう結社「声明社」のリーダー格・早川逸馬(宮野真守)と知り合った万太郎(神木隆之介)。早川と心を通わせた万太郎はひょんなことから演説会に出るが、その瞬間に警察が踏み込み、「声明社」のメンバーともども牢に入れられる。

尋問を受ける早川のもとに連れていかれ、「声明社」の一員だと認めるように迫られる万太郎。早川は警察に向かって「仲間じゃないき、そんな奴」と言い放ち、万太郎への暴言を言い連ねる。早川が自分をかばっていることに気づいた万太郎は、不甲斐なさと早川への申し訳なさに涙するのだった。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1653176222216597506

過酷な取り調べを受けながら万太郎を守るため、「そいつはただあの場にいてまぬけな顔しちょったき、えい金づるやと引っ張り上げただけや」と決死の演技をする早川が描かれた今回の放送。

早川の覚悟に、SNSでは「早川逸馬さん・・・今後どうなっちゃうの?! やさしい嘘は辛い」「逸馬さんー! 朝から号泣」といった声が相次ぎ、ツイッターでは「逸馬さん」がトレンド入り。

また、普段は声優業で知られる宮野だけに、「宮野真守の演技を初めて見たけどすごすぎて朝から時間止まった」「演技すごいな・・・涙止まらん」「声優としての一面しかしらなかったから驚き」など、俳優としての演技に驚きと称賛の声が寄せられていた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。5月3日放送の第23回では、祖母・タキ(松坂慶子)の計らいでなんとか牢を出た万太郎が、「本当にやりたいこと」を祖母に伝える。

文/つちだ四郎

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