朝ドラ・松坂慶子演じるタキさんの表情に、視聴者涙「切ない」

2023.5.3 19:45

「キツネノカミソリ」を見つけた万太郎(手前、神木隆之介)と、その様子を眺める竹雄(志尊淳)、タキ(松坂慶子)、市蔵(小松利昌)、綾(佐久間由衣)(C)NHK

(写真3枚)

裕福な造り酒屋「峰屋」の跡取り息子として生まれた主人公が、やがて動乱の明治の世を生きていく連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)。5月3日放送の第23回では、佐川の峰屋に戻った万太郎と姉・綾が、祖母・タキに改めて思いを伝えるシーンが描かれた(以下、ネタバレあり)。

警察に捕らえられるも、祖母・タキ(松坂慶子)の働きかけでなんとか牢を出ることができた万太郎(神木隆之介)。牢に残る「声明社」の早川逸馬(宮野真守)を気にかける万太郎に対し、タキは「おまんは捨てたがじゃ。ほんなら振りかえりな。かわりに、何をするがじゃがろ」と声をかける。

佐川に戻り、万太郎と姉・綾(佐久間由衣)は夫婦にはなれないことをタキに伝える。綾は「新しい酒を作って峰屋を大きくしたい」という望みを、万太郎はタキをはじめとする家族や峰屋への感謝を口にし、「植物の道に進みたい」という夢を、強くタキに訴えるのだった。

佐川へと戻る道中で万太郎たちが「キツネノカミソリ」を見つけ、収集に夢中になる様子が描かれた今回の放送。

SNSでは、そんな万太郎を見つめるタキの表情が話題となり、「峰屋の現当主と祖母の立場に揺れる心を、表情だけで語るタキさん」「松坂慶子さんの表情の機微が素晴らしすぎる・・・」「万太郎の植物に夢中になる様を見てる、タキさんの表情の揺らぎがすごいのよ」など、絶賛の声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。5月4日放送の第24回では、タキとの話し合いを終えた万太郎は、峰屋の面々に自分たちの今後を伝える。

文/つちだ四郎

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