高知で代々続く造り酒屋「峰屋」の跡取り息子として生まれた主人公が、やがて植物学者となって天真爛漫に明治の世をかけぬける様を描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。第２５回（５月５日放送）では、万太郎が東京へ旅立つ日を前に竹雄がある決断をする。

植物学を学ぶために東京へと旅立つ主人公・万太郎（神木隆之介）は、お目付役の竹雄（志尊淳）に「東京にはついてこなくて良い」と告げる。

困惑する竹雄は、万太郎の祖母・タキ（松坂慶子）に相談するも、「自分で決めたら良い」と言われ、さらに悩む。そして、自分の気持ちを見つめ直した竹雄は、万太郎の姉で、密かに思いを寄せている綾（佐久間由衣）のもとへと向かい･･･。

本作は、「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎（まきのとみたろう）の人生をモデルに、移り変わる時代のなかで草花と情熱的に向き合い続けた植物学者の物語。放送は、ＮＨＫ総合で朝８時から、またＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。