高知に代々続く造り酒屋「峰屋」の跡取り息子として生まれた主人公が、やがて植物学者となって天真爛漫に明治の世をかけぬける様を描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。第２４回（５月４日放送）では、これからは綾に「峰屋」を任せていくことを分家や働き手たちに発表する。

秋となり、今年も「峰屋」に酒造りの季節がやってきた。主人公・万太郎（神木隆之介）は、春になったら東京へ行き植物学の道へ進むこと、そして「峰屋」は姉・綾（佐久間由衣）に任せることを、「峰屋」の分家衆や働き手たちに伝える。

思わぬ発表を受けて分家たちから野次をとばされるが、綾は酒造りへの想いを懸命に語る。それから半年、万太郎とお目付役として支えてきた竹雄（志尊淳）は、『土佐植物目録』を作るために植物採集に明け暮れていたが･･･。

本作は、「日本の植物学の父」と称される牧野富太郎（まきのとみたろう）の人生をモデルに、移り変わる時代のなかで草花と情熱的に向き合い続けた植物学者の物語。放送は、ＮＨＫ総合で朝８時から、またＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。