朝ドラ「らんまん」スタート! ヘビーな初回にSNSざわつく

2023.4.3 19:55

やがて「日本の植物学の父」と謳われる主人公・槙野万太郎(神木隆之介)(C)NHK

(写真2枚)

高知の裕福な酒屋に生まれた主人公・万太郎が、草花を愛し植物学者になる姿を描いた連続テレビ小説『らんまん』(NHK朝ドラ)が4月3日、ついに放送スタート。記念すべき第1回がまさかのショッキングな展開で終了し、SNSがざわついた(以下、ネタバレあり)。

1867年、土佐にある造り酒屋の跡取り息子として生まれた槙野万太郎(森優理斗、のちの神木隆之介)。草花が大好きで好奇心旺盛な万太郎だが、身体が弱く、祖母のタキ(松坂慶子)や母のヒサ(広末涼子)、姉の綾(太田結乃、のちの佐久間由衣)を心配させてばかり。

ある日、一族が集う場で万太郎の病弱さをからかった分家の豊治(菅原大吉)がタキから一喝される。体調を崩し集まりに顔を出せなかった万太郎は、豊治たちがタキへの不満から「万の字(万太郎)はどうせ長うは生きられん」と話しているのを病床で聞いてしまうのだった。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1642738950446907394

今回の放送では、幼少期の万太郎が「いっそ万の字は生まれてこん方がよかったな」と親戚の豊治が話すのをたまたま聞いてしまうという、初回ながらショッキングな展開に。

SNSでは「初回からこんな終わり方って・・・」「こんなの聞いちゃうと辛いよね」「5歳児になんてことを! 豊治さん酷い!!」といった意見もあり、朝の情報番組『あさイチ』でもMCの博多華丸・大吉が、「新年度の一発目なんで明るく始めようと思ったらイヤ~な終わり方でしたね」と神妙な様子で朝ドラ受け。

その一方で「植物いっぱいで癒やされるオープニングであった」「分家にピシャリと言い放つタキさんの気高さがかっこよかった!」「神木万太郎から始まるワクワクする冒頭」など、期待の声も多く寄せられた。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。4月4日放送の第2回では、万太郎が「天狗」を名乗る謎の人物と出会う。

文/つちだ四郎

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