建て替えリニューアルのため、５月３１日をもって一時閉園が決定している「スマスイ」こと「須磨海浜水族園」（神戸市須磨区）。残すところ閉園が約２カ月後に迫ってきた現在、さまざまなイベントや割引がおこなわれている。

１９５７年の開園以来、神戸市民や多くの水族館好きから愛されてきた同施設は、海岸沿いに面する好ロケーションも魅力のひとつ。大阪の「海遊館」ほどの規模はないものの、アットホームな雰囲気が好まれ、３０年以上にわたり神戸のお出かけスポットして親しまれてきた。

そんな同館では現在「３５年間ありがとう」と称してさまざまな企画がおこなわれており、最近では小・中学生が入園無料になる『感謝の小人無料Ｗｅｅｋ』（〜３月３１日）のほか、４月１日からは１階「波の大水槽」で『スマスイ・タイムトラベル〜思い出がいっぱい』というプロジェクションマッピングが放映される（〜５月３１日）。

また、さかなのおにいさんこと「かわちゃん」とコラボした企画第１弾『スマスイが１００倍楽しくなる！４コマおさかな図鑑＆思い出イラスト展』も開催され、同館を代表する生きものや今は解体されてしまった建物について、４コマ漫画仕立てで楽しむことができるという。

次々に開催される思い出イベントをめがけ、同館を訪れた人々は「閉園は寂しいけれど素敵な思い出をありがとうございました」「もうすぐ閉園は感慨深い･･･」「昔よく行ってた水族館、寂しいな」「スマスイのグッズかわいいのが多いんですよね、今のうちにグッズを買うのがよき」など、それぞれの写真とともにＳＮＳにコメントを投稿している。各イベントの詳細は公式サイトにて。