舞いあがれ!第23週振りかえり・飛躍のチャンス

2023.3.10 08:15

我妻に試作の相談をする舞(福原遥)(C)NHK

(写真5枚)

東大阪で生まれ育ったヒロインが、地域の町工場と技術を守ろうと奮闘する姿を描く連続テレビ小説『舞いあがれ!』(NHK朝ドラ)。3月11日は、「飛躍のチャンス」と題する第23週(3月5日〜9日放送)を振りかえる。

2015年の夏、ヒロイン・舞(福原遥)は御園(山口紗弥加)とともに新会社「こんねくと」を設立する。これからは東大阪の町工場を守るために、「町工場と人を繋ぐ」という信念のもと、それぞれが持つ技術を活かした商品を開発して消費者に届ける仕事に取り組むことになる。

その最初の仕事として、舞たちは町工場を営む仙波(森下じんせい)から相談を受ける。仙波の会社では、金属板に穴を開け、スピーカーのカバーなどに用いられる「パンチングメタル」を製造している。今回は、その独自の技術でさらに細かい穴を開けて絵を描く「デザインパンチング」を活かした商品づくりをしたいのだという。

仙波からは「まだ舞たちに依頼をすると決めたわけではない」と前置きがありながらも、さっそく舞と御園は「デザインパンチング」を活かした新商品のアイデアを練り始める。やがて舞は、デザインパンチングで模様を加工したランプを考案し、仙波の了承を得て試作へと打ち合わせを進めていく。

仙波(森下じんせい)の相談を受ける舞(福原遥)と御園(山口紗弥加)(C)NHK

しかし、ランプのような照明器具については細かい規定があり、商品の設計から加工までを請け負える専門的な板金屋の協力が必要となる。その候補として、板金屋の会社を経営する我妻(久保田磨希)の名前が挙がるが、見込みのないものの試作はできないと取り付く島もない。

そんな我妻に対し、舞は自分の持つ技術を駆使して説得を試みる。我妻は舞の知識力は認めながらも、どこの工場も今は生き残るだけで精一杯だと主張する。舞は、今の状況を変えるためにも誰もやったことがないことに挑みたいと諦めずに説得を続け、我妻は「いっぺんだけ付きおうてあげる」と依頼を受け入れる。我妻の協力を得て、舞たちは海や空の風景が部屋に浮かび上がるランプの試作を完成させる。

一方で、舞と夫・貴司(赤楚衛二)は、親友の久留美(山下美月)からある相談を受ける。救命救急センターで看護師として働く久留美は、自身のキャリアアップのためにドクターヘリに搭乗する「フライトナース」に挑みたいと考えていた。しかし、現在勤務している病院では制度が導入されておらず、長崎の病院への転職を希望するも、父・佳晴(松尾諭)の事が気がかりで決断できずにいたのだった。

ほどなくして、台風が近づく夜に舞と久留美がカフェ「ノーサイド」で話していると、そこへ舞の兄・悠人(横山裕)が酔った佳晴を担いでやってくる。久留美は、悠人に手伝ってもらって佳晴を自宅へ連れて帰ることに。そして舞は、貴司が営む古本屋「デラシネ」に向かい、台風への備えを一緒に手伝う。

悠人と話をする久留美(山下美月)(C)NHK

久留美たちが自宅に到着してひと段落ついたところで、天候が悪くなり停電が起こる。悠人はひとまず落ち着くまで久留美の家に留まることになり、久留美は自身のキャリアアップについて相談する。大阪を離れて父をひとりにすることが心配で悩んでいた久留美だったが、悠人の言葉に背中を押され、佳晴と話し合うことを決意。そして久留美は佳晴に素直な気持ちを打ち明け、長崎への転職を決めるのだった。

ほどなくして、舞たちが開発したランプの販売を進めようとしていたところに、仙波が大手のインテリアショップの担当者・瀧本(小堀正博)を連れてくる。ランプの販売を是非自分たちの会社で取り扱いたいと申し出る瀧本は、利益を出すためには最低3万円の価格になるところを、1個1万円で売り出したいという。そのために、デザインパンチングの部分は仙波の工場で行い、その他の部分は中国の工場に委託し大量生産すると言うのだ。

瀧本の申し出は、東大阪の町工場の技術を大切にしたいという舞たちの理念に反するが、舞は一旦返事を保留する。そして悩んだ末に、仙波の持つ技術が広く知れ渡る機会を潰したくないという結論に至った舞は、今回の件を譲ることを決めて・・・。

放送はNHK総合で朝8時から、またBSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

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