大阪のラジオ局「ＦＭ大阪」（本社：大阪市浪速区）の春の改編会見が３月７日、同局にておこなわれ、日替わりで吉本芸人が登場する人気番組『よしもとラジオ高校～らじこー』の新ＤＪに、ビスケットブラザーズが就任することが発表された。

毎週月〜木曜・夜９時からの生放送で、この春１０年目に突入する同番組。「担任」と呼ばれるＤＪを日替わりで吉本所属の芸人が務め、これまでもかまいたちや天竺鼠、見取り図など人気芸人を東京に送り出してきた。現在、月曜は令和喜多みな実、水曜は藤崎マーケット＆ＮＭＢ４８、木曜は祇園が担当している。

そして今回、２０１４年４月の番組スタート当初より火曜ＤＪだったガクテンソクが活動拠点を東京に移すため、番組を卒業。新たに２０２２年の『キングオブコント』王者のビスケットブラザーズが抜擢された。

会見に登場した２人は、「憧れの枠を任せていただけるというのは本当にうれしい」（きん）、「ラジオは２人とも太ってることがバレないのが何より良い。イケメンのふりをして頑張っていけたら」（原田）とそれぞれ喜びをコメント。

また、原田は「僕たちは正直芸能界のことについて疎かったんですけど、最近『人気者って何なんやろな』ということを調べたときに、やっぱりラジオをしっかりやっているというのが１番の条件ということに気づきまして。昨年キングオブコントを獲らせていただいて、マネージャーとラジオ番組をやりたいと話していたところだったので、すごく光栄です」と明かした。

その後の質疑応答で、記者から「コント師で喋りが弱いというイメージがあっただけに、姿が見えないラジオはどうなるのか」と鋭いツッコミを浴びた２人。「まさかそんなイメージがあるとは･･･」と戸惑いつつ、原田は「今は僕たちの一挙手一投足にいろんな人が注目してくれる時期だと思う。僕たちがいろいろ発信することによって、ＦＭ大阪をより盛り上げたり、いろんな世界が広がればいいなと。一生懸命やらせていただきます！」と意気込んだ。

『よしもとラジオ高校～らじこー』は月〜木曜・夜９時から生放送。ビスケットブラザーズは４月４日放送回から登場する。