江戸幕府初代将軍・徳川家康の生涯を松本潤主演で描く大河ドラマ『どうする家康』（ＮＨＫ）。大河ドラマ『どうする家康』（ＮＨＫ）。「側室をどうする！」と題する第１０回（３月１２日放送）では、家康が周囲から側室を迎えるよう勧められる。

一向宗側の軍師の正体が、家臣の本多正信（松山ケンイチ）であると判明した前回（３月５日）。疑心暗鬼の家康を、鳥居忠吉（イッセー尾形）は「たとえ裏切られても信じきるか、疑いがある者を切り捨てるか、２つにひとつ」と諭す。「本證寺」との激戦の末、ついに家康は正信と対峙。三河一向一揆の終結後に正信は出奔、家康は己の過ちを悔いながら、国を立て直す決意を新たにするのだった。

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第１０回では、家康の妻・瀬名（有村架純）が、岡崎城近くの築山に、民の声を聞くための庵を開く。ある日、家康の母・於大（松嶋菜々子）は家康と瀬名の間に子が少ないことを心配し、側室を迎えるように主張する。

側室候補には、不愛想だが気の利く侍女・お葉（北香那）が選ばれ、家康はお葉と一夜を過ごすことになる。一方、京の都では政変が勃発。織田信長（岡田准一）や武田信玄（阿部寛）たちの動きも活発化し、家康は時代の荒波に巻き込まれていく･･･。

本作は、自らの弱さを歯がゆく感じる繊細な少年が、襲い来る窮地に次々と決断を迫られながらも、個性的な仲間とともに生き延びてゆく物語。放送はＮＨＫ総合で日曜・夜８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは夕方６時から。