女性役の次は…筋肉オタク、林翔太が「筋トレにハマった」

2023.2.22 20:15

舞台『七人のおたく』で近藤みのる役をつとめる林翔太

(写真2枚)

かつて「30歳のジャニーズJr.」(現在は卒業)と言われた俳優・林翔太が、主演をつとめる舞台『七人のおたく』。そのリモート取材が2月20日におこなわれ、林が「おたく」と化した筋トレ愛について語った。

同舞台は、1992年公開の同名映画が原作で、ひょんなことから格闘技やパソコン、ミリタリーなど各ジャンルの「おたく」が集結し、救出作戦を遂行することになるというアクションコメディ。まだまだ「おたく」がポジティブな意味で捉えられていなかった30年前だったが、キャストにはウッチャンナンチャン、江口洋介、武田真治に中尾彬という、豪華メンバーが集結し、現代にも語り継がれる名作となった。

そんな同舞台で主人公・近藤みのる役(当時は内村光良)をつとめる林は、「このお話をもらうまでは、映画があったことも知らなかったです。映画が公開されたときはまだ2歳だったので(笑)。でも父と話す機会があり、『すごい有名な作品だったよ』って言っていましたね。ゴリゴリのコメディだと思っていたら7人のオタクの心情が描かれている作品で、演出が元吉(庸泰)さんというところも安心感があり、楽しみです」と、コメント。

そして今回の役どころ「格闘技おたく」については、「言葉数は少ないけど、内側に萌えている熱い心情があるので、(自分とはそこまで)かけ離れてはいないかな。近藤みのるが持っている葛藤を表現できればいいなと思っています。あとは筋トレを頑張る、ことですかね」と、意気込む林。

俳優・林翔太が主演をつとめる舞台『七人のおたく』

林と言えば、筋肉キャラというよりは爽やかで細身な体型が印象的。最近では大竹しのぶが主演をつとめた舞台『女の一生』(2022年8月)で女役にも挑戦しており、過去の経験も振りかえりながら「女性の役をしていたときは細くないといけなくて、炭水化物を抜いていました。なので、今回は『とにかく痩せすぎだから、しっかり食べてください』というところから始まり、今では3〜4キロ増えました」と林。

そして、「33年間毎日身体を鍛えるということはしたことがなかったのですが、筋トレにハマりつつあります(笑)。今までは衣装でもタンクトップを着るときは、細いから似合っていなかったのですが、そこも変わったと思います。自分の気持ちなど、見えない部分は用意すればなんとかなるけど、見た目っていうのは絶対ごまかせないので、この話が来て『初めてジムに行くしかないな』と思いましたね」と、筋トレを通して芽生えた意識についても語った。

舞台『七人のおたく』は、東京で開幕したのち、3月18日・19日に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)にて上演。チケットは9900円で現在売中。

舞台『七人のおたく』

会場:サンケイホールブリーゼ(大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7F)
期間:3月18日(土)・19日(日)
料金:9900円

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