ものづくりの街・東大阪で生まれ育ったヒロインが、多くの人々との出会いを通し成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。２月２１日放送の第９８回では、舞と貴司が新婚生活を送るシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

結婚して間もない舞（福原遥）と貴司（赤楚衛二）。舞は工場の仕事で忙しく、貴司は初めて出した短歌集の重版が決まる。そんななか工場「ＩＷＡＫＵＲＡ」では、ベテラン従業員の笠巻（古舘寛治）がぎっくり腰で病院に運ばれてしまう。少し前から引退を考えていたという笠巻は、ついに長年勤めた工場を退職することを決める。

一方、工場には市役所から職員が騒音調査に訪れる。「ＩＷＡＫＵＲＡ」は問題なかったものの、騒音対策によって町工場に負担が強いられている実態を知った舞は、何かできないか悩み始めるのだった。

今回の放送では、２人でキッチンに立ちお弁当を作るシーンや舞の母・めぐみ（永作博美）と３人で食卓を囲むシーンなど、舞と貴司の新婚生活が描かれた。

仲睦まじい様子の２人に、ＳＮＳでは「キラキラしすぎて空想の新婚シーンかとおもた」「お揃いのエプロンでお弁当作りか･･･朝からラブラブやなぁ･･･」「めぐみさん、舞ちゃん貴司さんの仲良しぶり見てうれしそう」など、微笑ましく見守る声が多数寄せられていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。２月２２日放送の第９９回では、舞が近隣住民に工場のことを知ってもらう「オープンファクトリー」を提案する。

文／つちだ四郎