飲酒運転撲滅を誓うライブイベント『ＬＩＶＥ ＳＤＤ ２０２３』（主催：ＦＭ大阪）が２月１８日に「大阪城ホール」（大阪市中央区）にて開催された。１６回目となる今年、２年ぶりに歌手・鈴木愛理が登場した。

アイドルグループ・℃−ｕｔｅの元メンバーで、２０１８年にはソロボーカルデビューを果たし、ドラマ出演やモデルなど精力的な活動をおこなっている鈴木。

１曲目の『Ｂｅ Ｂｒａｖｅ』を力強く歌い上げた鈴木は、続けて『ｒｅｓｃｕｅ』を披露。観客席では「楽しんでいきましょう！ 一緒に踊ってね」という鈴木の明るい呼びかけに応じるように、ペンライトが揺れる様子も。前回はオンラインでの出演だった鈴木は、「実はですね、大阪城ホールで歌を歌うのは今この瞬間が人生ではじめてなんです！」と喜びをにじませていた。

「この空間の温かさをかみしめながら、もう１曲を歌わせてもらいます」という言葉からはじまった３曲目では、映画『かぐや様は告らせたい ーファーストキッスは終わらないー』のエンディングテーマとしてリリースされた最新シングル『ｈｅａｒｔ ｎｏｔｅｓ』を披露。

ライブ後、家入レオとともにインタビューに応じた鈴木。初めて「大阪城ホール」のステージに立った感想を求められると、「２０年ほど前、モーニング娘。さんのバックダンサーで参加させてもらったことはあるんですけど、マイクを持って歌うのは初めてでした」と、感慨深げな様子を見せていた。

さらに「ドキドキでした。レオちゃんのＭＣ見てて、私ももう少し落ち着いて喋ればよかったなって」と緊張していたことを明かすと、高校の同級生だという家入が、「すごい素敵だったよ」と鈴木をねぎらうやり取りも。

この模様は３月１５日のＦＭ大阪『ＬＩＶＥ ＳＤＤ ２０２３ アンコールスペシャル』（昼３時〜）で放送される。

取材・文／つちだ四郎