女優の趣里が主演を務める、２０２３年度後期の連続テレビ小説『ブギウギ』（ＮＨＫ朝ドラ）。ヒロイン・花田鈴子を見守る登場人物として、新たに妹尾和夫の出演が発表された。

『東京ブギウギ』『買物ブギー』などの名曲で知られる大スター・笠置シヅ子さんをモデルにした同作。大阪の下町にある小さな銭湯「はな湯」で生まれ、踊りや歌が大好きなヒロイン・鈴子が激動の時代を生き、やがて戦後を代表する歌手にまで成長する姿を描いていく。

そんな「はな湯」の常連客で、花田家のかかりつけ医である「熱々先生」を演じることになったのは、大阪出身のタレント・妹尾和夫。『全力投球！！妹尾和夫です』（ＡＢＣラジオ）をはじめとするラジオ番組や、旅番組『せのぶら！』（ＡＢＣテレビ）などで知られ、関西人にとって親しみ深いタレントだ。

今回が朝ドラ初出演となる妹尾。「熱々や。身体を冷やしたらあかん」が口癖の「熱々先生」を演じるにあたり、妹尾は「私が子どものころ（昭和３０年前後）、近所のおっちゃんやおばちゃんには大変お世話になりました。そして、高熱を出した時、はしかの時、おたふく風邪の時、ぜんそくのひどかった時、大怪我をした時など、町のお医者さんには何度も助けてもらいました。『ブギウギ』では、そんな町のお医者さん『熱々先生』役です。がんばります！」とコメントしている。

同じく銭湯「はな湯」の常連客としてなだぎ武、岡部たかし、楠見薫といったキャストも発表されている。