価格据え置きで人気フードを増量する「ローソン」（代表：竹増貞信）の企画『盛りすぎ！チャレンジ』が話題を呼んでいる。

１２６６ｋｃａｌの炒飯＆焼そば弁当や「原型とどめてない」とツッコミ殺到のロールケーキなど、ボリュームアップした１２品を２月６日より順次発売している同店。

かなりの太っ腹企画に発表直後から注目を集め、発売が開始すると「マジで買えない」「６店舗回った」などと争奪戦状態。ローソン公式ツイッターでは品薄の謝罪が投稿されるほどの売れ行きとなっている。

この大反響の企画について、ローソンの広報担当者に話を訊いてみた。

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──なぜ『盛りすぎ！チャレンジ』を実施しようと？

物価の高騰が続くなか、全国４７都道府県のお客さまに、お得さや楽しさを感じてもらい、生活をサポートしたいという思いから４７％増量を企画いたしました。

──開発にあたり意識したことは？

お客さまが一目で増量したと感じていただけるよう、また、量だけでなくおいしさも感じていただけるように、商品によって増量箇所を調整しています。

──なかでも「プレミアムロールケーキ」はクリームだけが増量するという、なかなかシュールなビジュアルに仕上がっています。

クリームが特徴の商品なので、全体ではなくクリームのみを増やすことで、ミルク感を思う存分楽しんでいただきたいと考えました。

──物価高騰のなかの思い切った企画で、宣伝効果は抜群かと。

今回は単なる値引きではなく、大幅に増量した商品を価格据え置きすることで、お得さに加えワクワクする楽しさを感じていただけたらと思っております。
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２月は値上げラッシュを迎え、４０００品目超の食品が対象と言われている。「ローソン」ではこれまで、プライベートブランド商品をできる限り価格維持するほか、一部店舗では１００円コーナーを設置、年末にはホットミルクを半額にするなどさまざまな企画を打ち出してきた。

ネット上では、「こういう話題だけでもうれしくなる」「企画ものとはいえ男気に感動」「こういうチャレンジ精神は好感が持てる」と高評価のようだ。『盛りすぎ！チャレンジ』は、２月６日より３週間にわたり一部を除く全国の店舗で開催中。発売日は商品によって異なり、売り切れ次第終了となる。