今年で２０作目となる『プリキュア』シリーズの最新作『ひろがるスカイ！プリキュア』（ＡＢＣテレビ）が、２月５日よりスタート。放送に際しておこなわれたお披露目会見で、キャラクターの追加情報が新たに発表された。

■ 新キャラは男の子プリキュア＆お姉さんプリキュア

同シリーズは、伝説の戦士・プリキュアに変身し悪と戦う少女たちを描いており、今作が２０周年記念作品となる。１月時点では主人公・キュアスカイ（ソラ・ハレワタール）を関根明良、キュアプリズム（虹ヶ丘ましろ）を加隈亜衣、幼きプリンセス・エルを古賀葵が演じることが明かされていた。

今回の会見では、ビジュアルとキャラクター名しか公開されていなかったプリキュアの情報も解禁され、「キュアウィング」を村瀬歩、「キュアバタフライ」を七瀬彩夏が演じることが明らかに。

さらに１２歳の「キュアウィング」がシリーズでは珍しい「男子プリキュア」であることが判明し、「キュアバタフライ」はほかのキャラクターより年上の１８歳で、こちらも異例となる「成人したプリキュア」ということが分かった。

■「チャレンジを続けていくことが必要だと感じている」

歴代初となる「青いプリキュア」がセンターを飾ることや、テーマが「ヒーロー」であることなど、これまでの『プリキュア』のイメージとは少々異なる設定がファンの話題となっている同作。

エグゼクティブプロデューサーの鷲尾天氏は、「プリキュアは『ブラック』と『ホワイト』がキャラクターカラーだったり、自分の身体で戦う『徒手空拳』スタイルが描かれたり、チャレンジ色の強い初代からスタートしました。そのため、シリーズを続けていくなかで毎回チャレンジを続けていくことが必要だと感じています」とコメント。

そして「以前『いずれ時代が過ぎていけば、プリキュアは女性に限らなくてもいい』とお話したと記憶していますが、タイミングとしては節目でもある今シリーズなのかなと。新しいイメージ、キャラクターをどんどん入れていくことは作品にとっても良いことではないかと思います」と語った。

初回の『ひろがるスカイ！プリキュア』は、２月５日の朝８時３０分より放送される（テレビ朝日系）。

取材・文／つちだ四郎