春の訪れを告げる神戸の「幻のクリスマスローズ」、見頃は3月中旬

2023.2.5 08:00

「六甲高山植物園」で栽培される幻のクリスマスローズ「ヘレボルス・チベタヌス」

(写真4枚)

「幻のクリスマスローズ」と呼ばれる珍しい植物が「六甲高山植物園」(神戸市灘区)にて3月中旬に見頃を迎える。

中国四川省が原産のヘレボルス・チベタヌス、通称「幻のクリスマスローズ」は、冷涼な気候を好むため日本で観賞できる施設は限られており、自生地に近い露地栽培の様子を観賞できるのは関西で同園のみである。

冬季休園が明ける3月18日の春季オープン日には、紅色を帯びた花がうつむいて咲く「幻のクリスマスローズ」の魅力や特徴を解説するため、NHKの番組『趣味の園芸』でおなじみの講師・横山直樹氏が特別ガイドをおこなう。昼1時から30人限定の予約先着順で、料金は入園料に別途1000円。

また、今年で90周年を迎える同園は、次回の連続テレビ小説『らんまん』のモデルとなった日本植物学の父・牧野富太郎にちなみ、特別企画『牧野のあと~神戸で見つける博士と植物』を開催することが決定。詳細は順次公開される。

開園時期は3月18日~11月23日。営業時間は朝10時~夕方5時(夕方4時30分受付終了)。入園料は大人900円、子ども(4歳~小学生)450円。定休日は公式サイトにて。

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