ナインティナインの岡村隆史がＭＣをつとめるバラエティ番組『おかべろ』（カンテレ）が１月２８日、生放送２時間ＳＰを放送。「今年でだいたい３０周年を迎える」６人の芸人が登場し、それぞれのターニングポイントやお互いへの思いについてトークを繰り広げた。

この日の放送回のゲストは、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、ハリウッドザコシショウ、岡田圭右（ますだおかだ）、大久保佳代子（オアシズ）、カンニング竹山の６人。大阪ＮＳＣ１１期の同期であるケンコバ、たむけん、ザコシショウの３人は、「ザコシはめちゃくちゃ子ども。絶対売れるわけないと思ってた」（たむら）、「たむけんが嫌いだった。こうやって威張るやんか。でも、最近ドキュメンタルとかで絡んで認めましたけど」（ザコシショウ）、「ザコシが吉本を辞めたときは寂しかった」（コバヤシ）とそれぞれの思いを告白。

そのケンコバが「当時、ダントツでスターだった」と語ったコンビが、松竹芸能所属のますだおかだ。岡田は「３年以内に絶対に獲ろうと言ってた『ＡＢＣ（お笑いグランプリ）』を１年目で獲った。吉本さんと違って、うちはテレビではネタをやらずに学祭とかでかけまくるという増田の戦略で、２００２年の『Ｍー１』も獲った」と裏話を披露した。

そのほか、岡村が「『オールザッツ漫才』（ＭＢＳ）でたむけんを観て、大阪に起爆剤になる奴がおるでと、めちゃイケのスタッフに推薦した」と明かし、たむらは以前交際していためちゃイケメンバー・鈴木紗理奈との再会について「ふんどし姿で恥ずかしかった」と語るなど、今やベテランとなった６人のトークは尽きることなく、大盛り上がりとなった。

取材・文／上地智