東大阪で生まれ育ったヒロイン・岩倉舞が、「空」に憧れ成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１月１３日放送の第７１回では、舞のもとに恋人の柏木が訪ねてくるシーンが描かれた（以下、ネタバレあり）。

父・浩太（高橋克典）が亡くなり、工場の立て直しのため奔走する舞（福原遥）と母・めぐみ（永作博美）。舞は人員整理のためリストラせざるを得ない従業員たちの再就職先を探すなど、多忙な日々を送っていた。

そんな舞のもとに、航空学校の同期で恋人の柏木（目黒蓮）が突然訪れる。浩太が遺した工場を続けるため、舞が航空会社の内定を辞退することを知った柏木は反対。しかし、「お母ちゃん助けて工場立て直したい。それが今の私にとっての１番大事なことや」という舞の強い意志を知った柏木は、「短い間でも一緒に空を目指せたこと、幸せだった」と告げ、その場を去るのだった。

柏木が去ったあと、泣きながら「柏木さんと別れた」とめぐみに伝えた舞。ＳＮＳでは、苦しい訓練をともに乗り越え交際を始めた舞と柏木だけに、その破局を惜しむ人の声が続出。

また、「なんで今別れるん･･･柏木学生には舞ちゃんを支えて欲しかったなぁ」「舞ちゃんがパイロットを断念したことでなんで柏木さんと別れなあかんのかな」「柏木くんは、なんで工場継ぐ舞と別れるの？ パイロットじゃないと付き合えないの？」など、柏木の行動に疑問を持つ人も相次ぎ、ツイッターでは「柏木さん」「柏木学生」などがトレンドに浮上。

しかし一方で、「パッと見、柏木さんが舞ちゃんを振ったように思えるけど、逆だよね」「舞ちゃんが振られた感じやけど、舞ちゃんの気持ちを察した柏木が自分から言葉にする事によって敢えて自分が振った形に持っていった、っていう感じに捉える事も出来るからなぁ」など、さまざまな意見が飛び交っていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。土曜日はその週の振りかえり。

文／つちだ四郎