「休日」など切実な思い続々、大阪・梅田でほろ酔い書き初め

2023.1.8 17:15

「阪急かっぱ横丁」でおこなわれた書き初めイベントにて。今年の抱負をしたためる女性(1月6日・大阪市内)

(写真17枚)

阪急「大阪梅田駅」すぐの飲食街「阪急かっぱ横丁」(大阪市北区)で1月6日、毎年恒例の『新春 書き初め大会』が開催。飲み会後のサラリーマンやご飯帰りの家族など、老若男女さまざまな人々が、今年の抱負を書にしたためた。

コロナ禍で2021年は中止となったが、感染対策を徹底し、今年11回目を迎えた同イベント。元々「かっぱ横丁には飲みに来る人が多いので、酔っ払ってヘロヘロになった人が書き初めしたらどうなるんだろう」(企画担当者)という思いがきっかけでスタートしたものだ。

毎年金曜日の夕方6時から夜10時というゴールデンタイムにおこなわれることから、「痩せる」「健康」「休日充実」といった切実な願いが全面に出たものや、「酒」「焼肉」など飲食街ならではのワードがずらり。ほかのイベントとはひと味違う作品が「おもしろい」とSNSで話題となることも多く、知る人ぞ知る梅田の新春名物となっている。

6日に「阪急かっぱ横丁」でおこなわれた書き初めイベントにて。「かわいいデザートより米ですよね!」と話していた大阪在住の女性(2023年)

この日、力強く「デザートより米」「塩ラーメン」と書いた大阪在住の女子2人組や、高知から遊びに来たという3人組、初めて書き初めに挑戦した8歳・5歳・2歳の3姉妹など、たまたま通りかかって体験した人や、「待ってました」と毎年訪れているという人も。21時以降はほろ酔いのサラリーマンも訪れ、自身の抱負と写真撮影をするなど盛り上がっていた。

参加した約200人による書き初め作品は、1月31日まで「阪急かっぱ横丁」内に展示される。

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