人気童話の新たな一面も…今行ける、新年おすすめアート展・大阪編

2023.1.2 09:00

アリスの映画を特集した展示ではポスターや映像も鑑賞できる

(写真4枚)

2022年2月には約6000点のコレクションを所蔵する「大阪中之島美術館」(大阪市北区)が開館し、ますます盛り上がりを見せる大阪の美術シーン。お馴染みの童話や海外のアーティストの作品など、幅広いジャンルのアート展が開催中です。年始のゆったり出来る今こそ、美術館に足を運んでみませんか?

■【あべのハルカス美術館】(大阪市阿倍野区)
 創造の世界広がる、さまざまなアーティストたちの「アリス」を一気見

童話『不思議の国のアリス』の原画や物語にちなんだ作品約300点を陳列する展示。映画作品が話題となったティム・バートン監督のキャラクタースケッチ、画家のサルバドール・ダリの挿絵、ファッションブランド「ヴィヴィアン・ウエストウッド」の衣装など、アリスにその創造性を刺激された数多くのアーティスト作品がずらりと並ぶ。アリスをよく知らない人はもちろん、ファンでも新たな視点から楽しむことができる。

住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43あべのハルカス16F/料金:一般1800円ほか/期間:3月5日まで

■【大阪中之島美術館】(大阪市北区)
 ポスター作品の金字塔…パリを代表するあの画家2人の10年

滑らかな曲線で描かれる神秘的な女性が特徴的であるチェコ出身の芸術家アルフォンス・ミュシャと、はっきりとした線で「フランスの浮世絵師」と謳われるロートレック。この2人が活躍したパリでの10年間のなかから石版画のポスター作品に焦点を当て、10年間に世に送り出されたロートレックのポスター作品全31点が一堂に会する展示。ミュシャとロートレック、2人の活動を比較しながら紹介されているのもポイント。

住所:大阪市北区中之島4-3−1/料金:一般1600円ほか/期間:1月9日まで

■【ひらかたパーク】(大阪府枚方市)
 ファン必見! 多様な作品で振りかえる、人気仮想ゲームの世界

仮想ゲーム空間を舞台にした作品『ソードアート・オンライン(通称:SAO)』のアニメ10周年を記念した美術展。同展限定のオープニングムービーからはじまり、初期ラフ画や原画、アクションシーンを再現した大型のパネルが展示される。VRマシンや武器のレプリカなど、原作を忠実に再現したアイテムのほか、アニメシリーズの関連書籍やグッズで使用されたイラストも。同展のために描き下ろされたイラストや歴代劇場版アニメの監督陣によるメッセージはファン必見!

住所:枚方市枚方公園町1-1/料金:一般2200円ほか/期間:1月9日まで

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