「空」に憧れたヒロインがパイロットを目指して成長していく連続テレビ小説『舞いあがれ！』（ＮＨＫ朝ドラ）。１２月２６日放送の第６１回では、父・浩太が倒れたことを知った舞が五島から東大阪へと戻る（以下、ネタバレあり）。

実家の父・浩太（高橋克典）が救急車で運ばれたと知り、五島から慌てて東大阪へと戻った舞（福原遥）。浩太は意外にも元気な様子だったが、疲れが出て１週間入院することになったという。

母・めぐみ（永作博美）は、リーマンショックの影響で売り上げが厳しくなった工場のため、浩太が毎日奔走していたことを舞に明かす。何も知らなかった舞が心を痛める一方、医師からの許可が下り、浩太は退院することになるのだった。

「仕事のついで」と浩太の見舞いに訪れた兄・悠人（横山裕）が登場した今回の放送。ヘッジファンドをしている兄に対し、舞が「お父ちゃんが会社立て直すん、助けてくれへん？」と頼んだ際、悠人が「何て？」と返すシーンがＳＮＳで話題となった。

以前から父の工場についてシビアな目線を向けていた悠人の発言だけに、「悠人の『何て？』がすごく意味を持ってる気がする　このときの悠人の表情と口調がそれまでと違ってた」「何でオレが？ って感じ？？ もう会社ムリやろ！ ってことか？」「大阪弁の『何て？』ってどういうニュアンスなんだろ」など、ＳＮＳではさまざまな意見が飛び交っていた。

放送はＮＨＫ総合で朝８時から、ＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。第６２回では、無事退院した浩太は、従業員たちに心配をかけたことを謝る。

文／つちだ四郎