2万円はでかい…面倒で放置していたマイナカード、超簡単だった

2022.12.27 17:05

自宅に届いた「交付カード」(申請期間は12月末→2月末に延長された)

(写真5枚)

マイナンバーカードを発行して最大2万ポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」の申請期限が12月末→2023年2月末まで延長された。筆者のまわりに聞くと「面倒」「なんとなく」という理由で申請していないと言う人が多かった。実際に面倒なのか? 申請して調べてみた。

■ 「面倒」「難しそう」、実は編集部も・・・申請者がゼロだった

まず筆者が申請していなかった理由は、「面倒」「重要カードが増えるのが不安」というものだった。しかしマイナンバーカードを「健康保険証」として利用を促すテレビCMを見ながら、「結局作ることになりそう。どうせつくるならポイントがもらえるうちに」と思い直す。

担当編集者も「なんとなく、難しそう」と作っていなかった。総務省はマイナンバー申請状況が約63.7%(2022年12月18日時点)と発表しており、数値通り編集部内でも、申請していない人が多いことが判明。「作らない理由」があるなら別だが、そうでないなら申請して2万ポイントもらっては? というわけで、実体験で得た「やり方」を紹介したい。

筆者は、市役所から届いていた「交付カード」を見ながらスマホで申請した。メールアドレスを登録して、申請途中で顔写真を撮ればいいので特に用意するものもなく完了。正直、ネットショッピングなみに簡単だった。

マイナンバーカードのネット申請プロセス(画像はスクリーンショット)

■ 80歳でも「簡単だった」、所要時間はたったの10分

ただ、スマホの扱いに慣れない人はどうなのか。すると、80代の両親が申請したという。しかも「簡単だった」というので驚いて方法を聞いたところ、携帯ショップで手続きしてもらったそう。

これは、総務省の「マイナンバーカードに係る申請サポート事業」としておこなわれており、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「UQモバイル」「Y!モバイル」で受け付けている。携帯やスマホの契約は関係なく、どこでもサポートしてもらえる。しかも、「交付カード」がなくてもOK(あったほうが早い)。電話で予約していけば待ち時間もほぼなく、写真も撮ってもらえて、手続き時間はたったの10分だという。

あとは、自分で申請した場合と同じく、市町村から「交付通知書」が届くので、交付場所(市役所など)でマイナンバーカードを受け取る。カードを受け取ったら、ポイント受け取りの申し込みをする流れ。ポイントを受け取りたいサービスのサイトから申し込むか、コンビニの端末からも申し込める。

また、15歳未満の子どもは保護者がマイナンバーカードの申請ができ、ポイントも保護者が受け取れる(ただし、自分がポイントを受け取る決算サービス以外の受け取り先が必要)。

用紙での申請もいたってシンプルなので、デジタルNGの方にはおすすめ

筆者がマイナンバーカードを受け取りに市役所に行ったところ、ポイントの受け取り方について教えてもらっている高齢者も多く、筆者も(カード受け取り後の)ポイント申請はややわかりにくい気はした。そのため、確実にポイントを受け取ることができるよう、余裕を持ってマイナンバーカードの申請するのがおすすめだ。

文/太田浩子

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本