寒さが厳しい六甲山を暖かく楽しめるイベントが、「ＲＯＫＫＯ 森の音ミュージアム」（神戸市灘区）で１２月２６日より始まる。

自動演奏楽器をコレクションする同館では季節ごとにコンサートを開催。今回の「ウィンターコンサート」ではコンサートルームの約７０席のうち、楽器に近い前列の８席がこたつに替わる。同館広報の大松さんによると、「こたつ席は先着順ということもあり、休日になるとすぐに埋まります」という人気ぶり。演目は冬にまつわるクラシック音楽やディズニー映画曲が流れ、休日は家族連れで賑わうそうだ。

さらに同館の屋外エリア「ＳＩＫＩガーデン〜音の散策路〜」にある、透明の「ＳＩＫＩドーム」内にもこたつが登場。「ＳＩＫＩドームぬくぬくこたつプラン」（１人４５００円）は食事やバースデーグッズの貸し出し付きで、まるで透明のかまくらのような空間を自由に楽しめる。ドームは２つのみで貸し切り利用となるため、こちらも休日の予約が埋まり始めているとのこと。

２０２１年初実施の好評を受けて今年もこたつを取り入れたフェアになったそうで、「ゆっくりすごしていただくなら平日がおすすめです」と大松さん。

これらイベントがおこなわれる『こたつでほっこり　森の音ウィンターフェア』は２０２３年３月１７日まで、入場料大人１３００円ほか。「ＳＩＫＩドームぬくぬくこたつプラン」は３月１５日まで、要予約。毎週木曜日と年末年始は休み。