阪神百貨店の新発想、「カット売り」シュトーレンが好調のワケ

2022.12.7 17:15

「パイ&サンドイッチ オオシマ」各380円(税抜き)

(写真3枚)

「阪神梅田本店」(大阪市北区)の1階「パンセレクト」では、クリスマスの定番菓子・シュトーレンが約26種そろうイベント『HANSHINシュトレンコレクション2022』を開催中。早々に売り切れた商品もあるが、今年は「カット販売」が好調だという。

クリスマスシーズンの新定番ともなりつつある、ドイツのパン菓子・シュトーレン。ドライフルーツやナッツ、さまざまなスパイスなどが生地に練りこまれており、ずっしりと重厚感ある1本を薄くスライスし、クリスマスまでカウントダウンしながら少しずつ食べていくのが一般的だ。

同イベントでは、1本売り26種類のシュトーレンから10種類を「カット」し、300円前後で少量販売を実施。するとSNSで「一切れずつ買えるコーナー天才だよ」「さすが食の阪神・・・」「バラ売り全制覇しました!」「これ、めちゃくちゃ助かる」と反響が相次ぎ、早々に完売したという。

担当者は、「カットシュトレンの販売は2、3年前から実施しておりますが、年々『シュトレン』の認知が広がり、食べ比べをしたい、1本を購入する前に味を確かめたいとの声や、1本を食べきれないことを気にされるお客様が増えており、よりカットシュトレンの需要が高まっていると感じております」とコメント。

昨年の17店からの取り扱い店舗の増加、チョコレートやカカオ風味など豊富なバリエーションを揃えた点も、食べ比べ客の増加に繋がったのかもしれない。

追加販売として、12月7日より京都のベーカリー「パイ&サンドイッチ オオシマ」から2種類を各50枚、今後は9日に「プププ プティッタプティ」(大阪市此花区)、翌10日に「グロワール」(大阪市旭区)を追加予定で、どちらも限定100枚の入荷になるそうだ。イベントは20日まで、すべて売り切れ次第終了。

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